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お盆の起源は「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」という経典に示されておりますお釈迦さまのお弟子さまである目連尊者(もくれんそんじゃ)と餓鬼の世界に堕ちたその母親の説話からはじまりました。
 目連尊者が、お釈迦さまに餓鬼道に堕ちた母親を救う方法を求めたところ、「僧たちが夏の修行を終える7月15日に、彼ら(餓鬼)に食べ物や飲み物を献じれば、その功徳により汝の母を救うことができよう。」と説かれました。
 これに基づき、当山では毎年8月13日から16日にご先祖さまのご供養としてお盆の行事を行います。
 目連尊者が母親を救いたいというお気持ちと同じように、私たちは父・母をはじめ、多くの方々の命のつながりがあったからこそ、私たちの命があるということに感謝し、その気持ちを伝えるために、お盆には、ご先祖さまを極楽からお家にお迎えし、ご供養に努めるのです。
 そして今一度、私たちがこの世に生きている有難みに感謝し、お盆の大切な意味を次の世代へつないでください。

※ ご先祖さまをお迎えする前に「精霊棚」などを飾る準備をしておきましょう。(浄土宗「お盆(盂蘭盆会)」参照)

※ 当山では、新亡(新盆)のご回向として、毎年8月14日(お住まいの地域によっては7月又は8月11・12日)に各新亡ご尊家宅に伺い、棚経をお勤めいたします。

盂蘭盆会(うらぼんえ)法要

(法要日時)

 令和6年8月13日(火曜) 午前8時~

 ※ 浄土宗開宗850年慶讃法要を併修します。

(場所)

 雲天寺本堂

(回向料)

 1霊 3,000円

 ※ 5尺のお塔婆をお渡しします。(大施餓鬼・附施餓鬼・永代施餓鬼のお塔婆とは異なります。)

 ※ お盆期間中は適宜受け付けております。お電話又はWEB申込みにてお申込みください。

(お願い)

 お盆期間中は、境内が大変混み合いますので、公共交通機関又はお車乗合せにてご来山ください。

 なお、第2駐車場もご利用いただけます。

お墓参りには、お子さま・お孫さまとご一緒に!

(後世につなげる先祖供養)

お盆はご先祖さまが年に一度、ご自宅にお帰りになる大切な時(仏教行事)です。

お子さまやお孫さまを大切にしてくれた亡きおとうさん、おかあさん、そしておじいちゃん、おばあちゃんが自宅に帰り、皆さまと再会できる機会です。

ご先祖さまがいらっしゃるからこそ、我々は幸せに、健やかに生活ができるのです。

そんなご先祖さまは、今は皆さまと住んでいるところは違いますが、「お盆」の期間にご自宅に帰ってこられることを楽しみにしているはずです。

お世話になったご先祖さまを想い、ぜひ、ご家族そろって、迎え盆はご先祖さまと一緒にご自宅へ帰り、そして同じひとときを過ごし、送り盆は「また、来年も一緒に過ごそうね!」と思いを一つにしてご先祖さまをお送りしましょう。

今年もキッチンカー出店!

令和6年度もお盆中の13日と16日は、境内にキッチンカーが出店します!

お墓参りにご一緒されたお子さまやお孫さまへのご褒美に!

※ メニュー内容や金額が改定となる場合がございます。詳しくは店頭で!

※ 悪天候の場合は、予告なく出店を中止する場合がございます。

クレープ各種、上記値段から50円UPとなっています!