守谷の地にて450年の歴史を刻む
は桜の花びらが境内を彩り
は風鈴の音色が響き渡り
はもみじの葉が迎える人を笑顔に
は静まる境内にて穏やかになれる

名僧祐天上人が入魂した阿弥陀如来が皆を見護る

知る・巡る・学ぶ

織田・徳川連合軍と武田軍との長篠の戦いが起こった戦国の世、当山は安土桃山時代の天正3年(1,575年)に、載蓮社乗譽願求良谷上人によって開創されました浄土宗の寺院です。

本尊阿弥陀如来像は、寛文9年(1,669年)の当山本堂落慶入仏法要(本堂落慶入仏供養一七日)の際に師僧檀通上人を導師とし、祐天上人をはじめとした多くの僧侶により入仏供養され、かつ当山檀信徒を前で「七ヵ日説法」を説かれた有難いご縁を持ちます。


春は寺桜、秋は山もみじが皆さまお迎えします...

集う・願う・望む

1月 修正会

念頭に当たり、皆さまにとっての今年一年の太平と安穏をご祈願する法会です。

1月 御忌別時念仏会

元祖法然上人ご命日にご遺徳を偲ぶとともに参列された方のご先祖さまをご供養します。

3月 春彼岸会

春のお彼岸は、春分の日を中日とした前後3日間の計1週間をいいます。

7月~9月 風鈴供養

我々一人ひとりが大切な亡き方やご先祖さまを忘れないために、風鈴の音色に思いを託しご供養します。

8月 お盆(盂蘭盆会)

お盆の起源はお釈迦さまのお弟子である目連尊者と餓鬼の世界に堕ちたその母親の説話からはじまりました。 

8月 大施餓鬼会

お施餓鬼は、餓鬼道に堕ちた餓鬼のほかご先祖さまや無縁の諸精霊をご供養し、私たち自身の福徳延寿を願う法会です。 

9月 秋彼岸会

秋のお彼岸は、秋分の日を中日とした前後3日間の計1週間をいいます。 

11月 十夜会

仏の国で千年間善行をすることよりも尊いとの教えを実践し、自然の恵みと阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法会です。

11月 水子供養合同法要

愛しき大切なお子さまのご供養のために、毎年11月最終日曜日に合同で供養法要を奉修します。  

12月 浄焚会

魂抜きしたお位牌、古くなったお塔婆やお札などを改めて撥遣し、お焚き上げする法会です。 

偶数月 題名のない法話会

毎年偶数月の第3日曜日午後3時より、木魚念仏後、法話、お茶会を開催しております。

雲天寺の昔話・謎

江戸から昭和にかけての古き時代に雲天寺で起きたお話・言い伝え

受け継がれてきた寺宝 地獄変相図

源氏物語のモデルにもなった天台宗の名僧 恵心僧都源信えしんそうずげんしん上人の説かれた「往生要集おうじょうようしゅう」には、人は死を迎えた後に極楽往生するためには、お念仏の実践が最重要であることを示され、浄土教の基礎を築かれました。
そして、この中で地獄と極楽の観念、厭離穢土えんりえど欣求浄土ごんぐじょうどの精神により、当時から今日まで広く影響を与えてきました。
「往生要集」の巻上では、壮絶なまでの地獄の様相に加え、対照的に仏の尊さや恵みの有難さを思い知る浄土の十楽が説かれています。この中で示される「地獄」には、亡者を裁く10尊がおり、それがいわゆる「十王」なのです。

当山の地獄変相図(十王図)は、江戸時代中期の作と伝えられ、絵師は不明です。十王、奪衣婆だつえば、亡者や餓鬼がきなどが生々しく描かれており、当時の六道に対する恐怖を感じる取ることができます。

  • 地獄変相図の拝観につきましては、事前にご予約ください。

お墓を建てる

当山は都心から電車で約30分、最寄り駅の守谷駅から徒歩約5分のところにあり、近隣には花屋さんやショッピングセンターがございます。

電車や車でもアクセスの良好な位置にあり、墓地を設け、お墓参りをされるにはとても良い環境です。 

永代供養に加入する

ご家族、ご親族、有縁者等に代わり、大切な亡き方のご遺骨を永代に亘って当山が管理・ご供養いたします。 

当山では、檀家ではない方の永代供養も受け付けております。

        

雲天寺の

        

お念佛からはじまる幸せ...

いついかなる時でも一心に「南無阿弥陀仏」とお念仏をとなえる。
これを毎日繰り返していくことが極楽往生を叶える確かな修行となる。
なぜなら私たちがお念仏をとなえて極楽に往生することこそ、阿弥陀仏の願いに他ならないのだから。