ご 法 事
buddhist memorial service
法事は、故人さまやご先祖さまのお浄土での安らかなるお過ごしを祈り、併せて感謝の意を表すご供養のために定期的に行う仏教行事であり、さらに施主さまやご参列されるご縁ある方々との絆が確かに結ばれている証となります。
法事を行う意義としては2つございます。
- 故人さまを偲ぶこと。また、ご先祖さまを敬い、感謝すること。
- 仏さまとの仏縁を結び、絆を大切にすること(「勝縁」といいます。)。
故人さまを偲び、「今日はこんなことがあったよ。」「これからはこんなことに頑張るよ。」などと決意と感謝の気持ちを込めてご報告されるとよいでしょう。
また、日ごろお忙しい毎日をお過ごしいただいている中、この法事により、今一度故人さまのお顔やお言葉などを思い返し、当山のご本尊との仏縁を深めていただく機会にもなります。
法事では、ご家族・ご親族、また、故人さまとご縁があった方々が集い、生前のお姿やお世話になったことなどを思い浮かべ、皆さまと一緒にお念仏をお称えし、故人さまに対する感謝の気持ちを込めたご供養にお努めください。
また、法事の後は必ずお墓参りをしていただき、新しいお花を飾り、お線香を立てて、皆さまでお手を合わせ「南無阿弥陀仏」を十遍お称えしましょう。
(法事日時決定から当日までの流れ)
- 法事を催す希望日時を、当山まで電話にてご連絡ください。(このサイトから法事・塔婆お申込みが可能です。第3希望日まで入力可能です。)
- 法事の日時が決定したら、参列してもらいたいご親族やご縁のある方々にお声掛けください。
- 施主さま以外に塔婆建立を希望されるご親族、ご縁のある方がいらっしゃいましたら、取りまとめの上、当山までご連絡ください。
- 法事当日は、法事開始10分前までには当山までご来山ください。(本堂左手地下堂ホール・法要待合室玄関にお入りください。→施設・境内案内をご参照ください。)
- 法事開始5分前の法鼓(太鼓)が鳴りましたら、堂内にお上がりいただき、着席にてお待ちください。
(参考)法事当日にお持ちいただくもの
- 故人さまのお位牌 (任意) 七七日忌法要の際は、本位牌とこれまでの白木のお位牌をお持ちください。
- 故人さまのお写真 (任意)
- お線香とお花 (お墓参りをされる場合など)
- お布施とお塔婆回向料 (お塔婆 1本3000円)
お布施について
法事のお布施は、その法事の導師を務める僧侶が心を込めてご回向・ご供養、そして故人さま、ご先祖さまがお浄土にて安らかなるお過ごしを願うことなどの布施行「法施」に対して、施主さまが布施行である「財施」を行うこと、また施主さまの功徳としてお預かりするものです。詳しくは当山までお問い合わせください。
七七日忌(四十九日忌)・納骨式について
七七日忌(四十九日忌)
故人さまがご逝去されてから49日目の四十九日忌を、七七日忌又は大練忌、満中陰忌ともいう場合もあります。
施主さまは七七日忌までには仏具店などで本位牌(黒塗りの位牌等)をお作りいただき、お寺で開眼供養(魂入れ、お性根入れ)を行い、これまでの白木の位牌はお寺に納めます。
※ 当山では七七日忌法要とともに本位牌の開眼供養(位牌開眼式)も兼ねて行います。
※ ご葬儀を機に新しくお仏壇及び仏さま(仏像や掛け軸など)をご用意された場合は、併せて開眼供養も可能です。
また、ご自宅でのお仏壇仏さまの開眼供養も可能です。
※ 七七日忌法要(位牌開眼式を含む)及び墓石・仏壇を新しく建立・新調された場合の開眼式等にてお預かりするお布施(開眼供養料等)につきましては、当山までお問い合わせください。
※ 地域や施主さまのお考え、日程の都合などにより、35日目の五七日忌(三十五日忌)を執り行う場合もございます。
納骨式
当山の場合は、一般的に七七日忌(七七日忌法要後)に納骨します。しかし、地域によってや施主さまのご判断で荼毘に付した後(火葬後)の当日や一周忌に納骨される場合もございます。
施主さまは、事前にお寺(菩提寺)と納骨する日時を打ち合わせておき、その後、墓石事業者などに希望日時を伝えた上で納骨の業務を調整・依頼します。
併せて、事前にご親族やご縁のある方々にお声を掛け、参列のご依頼をされることが望ましいものです。
納骨式当日は、火葬後に火葬事業者の証明を受けた「埋葬許可証」を墓地管理者(菩提寺など)に提出します。
そして、お花、お線香などを用意し、僧侶の読経・納骨の後に、ご焼香し、故人さまを想ってお手を合わせいただき、「南無阿弥陀仏」と十遍お称えしましょう。
※ 当山では、葬儀式の際にお預かりするお布施の中に納骨式の回向料も含まれております。
なお、七七日忌法要(位牌開眼式を含む)及び墓石・仏壇を新しく建立・新調された場合の開眼式等にてお預かりするお布施(開眼供養料等)につきましては、別途となります。
※ 墓石事業者などに支払う費用もご準備ください。(詳しくは墓石事業者などにお問い合わせください。)