大施餓鬼会
segakie
お釈迦さまのお弟子さまである阿難尊者(あなんそんじゃ)が瞑想の中で、口から火を吐く恐ろしい餓鬼が現れ「お前は3日後に死んで、我々と同じ恐ろしい餓鬼道に堕ちる。」と言われました。
阿難尊者は、お釈迦さまに救いの方法を求めたところ、「その苦から免れたければ、三宝(仏・法・僧)に供養しなさい。そして無数の餓鬼たちに食べ物を施し、その功徳により餓鬼も救われ、お前も救われるだろう。」と説かれました。
この教えに従い、阿難尊者は寿命を延ばしたという説話からお施餓鬼がはじまりました。
お施餓鬼では、餓鬼だけではなく、ご先祖さまや広く無縁の諸精霊をご供養し、また同時に私たち自身の福徳延寿(ふくとくえんじゅ)を願うのです。
当山のお施餓鬼(大施餓鬼会法要)は、お盆の季節に以下のとおり奉修しますが、基本的にはお施餓鬼とお盆は異なる法会・仏教行事です。
大施餓鬼会法要のご案内
(法要日時)
毎年8月15日 午後3時開式
※ 受付時間 午後2時30分~
(会所)
雲天寺本堂 (本堂地下堂ホールにて受付)
- 新亡(新盆)ご尊家に対しましては、7月上旬に大施餓鬼会法要のご案内通知をお送りいたします。
- 大施餓鬼会法要の日は、境内が大変混み合うことが予想されますので、公共交通機関又はお車乗合せにてご来山ください。なお、境内が混み合った場合は第2駐車場もご利用いただけます。
- 新型コロナウイルス等感染状況により、受付時間、受付方法等を変更する場合がございます。
大施餓鬼回向料(新亡家)
附施餓鬼回向料
附施餓鬼回向料 3,000円
※ 3尺のお塔婆をお渡しします。なお、回向料は年間附届料の中に含まれております。
※ 全檀家ご先祖さまのご供養として、毎年8月13日 午前8時より附施餓鬼回向法要を行います。
永代施餓鬼回向料
永代施餓鬼加入につきましては、当山までお問い合わせください。